jami-symp 2016 チュートリアル(ハンズオンセミナー)

ハンズオンセミナー

「病院におけるIoT・スマートデバイス活用のためのネットワーク・仮想環境について」

 6月2日(木) 13:30−16:00/A会場(1階・大展示場):くにびきメッセ

主催:福井大学 医学部附属病院医療情報部 山下芳範

本セミナでの技師ポイントのはありませんが、最新の情報についての技術的解説や今後の
導入に向けての情報や技術の提供を目的としております。

 

<概要>

 スマートデバイスの普及に伴い、小型の組み込み技術が大きく進化している。
 スマートデバイスとともに、これまでの機器に通信機能を付加したIoTと呼ばれるモノのネットワーク接続が急速に広がっている。
 これらは、医療やヘルスケア領域でもセンサーからのデータ取得の方法として活用が可能なものである。
 既に、IoTとスマートデバイスとの組み合わせによる機器も出現し、ヘルスケアでの活用が始まっている。今後は、スマートデバイスと合わせて、「時間・場所」を含めた連続データの取得も可能となる。
 医療機器やセンサーのIoTとしての利用のための環境としては、デバイスだけでなくネットワーク等のインフラの検討も重要となる。
 また、これらの情報を集約する環境とともに、セキュリティへの配慮も必要となる。この中でも、モバイルデバイスとの組み合わせによるサービスや、データ利用、セキュリティ対応について紹介する。
 医療以外で既に普及が始まっているIoT利用やクラウドサービスも踏まえて、今後の医療での利用や活用についての可能性を紹介する。
 このセミナーでは、このような環境を活用するための、基本的な通信技術や通信技術、デバイスとしてどのようなものがあり、これらを活用するスマートデバイスの機能を紹介する。さらに、これらを運用するネットワークとともに仮想化・クラウドと組み合わせを考えるとともに、多くのデバイスを管理するためのセキュリティ対策についても紹介する。
 今後このようなデバイスや環境を構築するためのポイントを理解してもらう内容として構成し、今後の活用に役立つトピックを紹介する。

 チュートリアルでの内容としては、下記を予定している。

 1.IoT技術の動向

 2.IoTで利用される通信について

 3.医療機器の対応状況
    IoTへの対応方法と今後の動向

 4.医療におけるIoT通信と日本でのガラパゴスの状況
    海外での展開における日本の状況がどのようにガラパゴスの状況かを
    実際の機器の対応を例に紹介する。

 5.正しいNFC通信の紹介
    NFCのあるべき姿
    医療で利用する場合の考慮点や他の利用方法との共有

 6.センサーネットワークの技術的紹介
    IoTで利用できる通信についての紹介
    他の分野で話題となっている新しい通信や医療応用への可能性
    を紹介する

 7.医療向けセンサーネットワークの製品事例
    IoTを医療分野で利用している事例と応用製品の紹介

 

<主催>福井大学

 演者:

 1.福井大学 山下芳範

 2.RFLINK

 3.プロビデント

 4.ケアコム

<協力>

マルティスープ梶A潟Rビア、潟Pアコム、崖FLINK,潟vロビデント、
ワイヤレスコミュニケーションラボラトリ、アライドテレシス梶A
システムシステムズ、トレンドマイクロ梶A日立産機

 

<配布資料>

山下芳範 概要

RFLINK+プロビデント

ケアコム

コヴィア

マルティスープ